短期間で痩せられることからファスティングダイエットが話題となっています。「来週までに何とか減量しなくては!」「あと3kg痩せたい!」という人におすすめしたいファスティングダイエット3日コースの取り組み方を紹介します。
ファスティングダイエット3日前から準備を
3日間のファスティングダイエットに取り組む前には、3日前から準備を始めることは1つ目のポイントです。ファスティングはデトックスをしながら減量を目指すダイエット法なので、前日までしっかり食べてしまうことはダイエット効率を下げてしまいます。3日前から徐々に食事量を減らし、前日はおかゆと野菜を中心に過ごしましょう。動物性タンパク質は消化に時間がかかるので、ファスティング前日は控えることをおすすめします。
3日間のファスティング期間の過ごし方
ファスティングダイエット中は、酵素ドリンクが食事の代わりとなります。1日に2リットルほどの酵素ドリンクを飲みきることを目安にしましょう。朝昼晩の食事の代わりに酵素ドリンクを200mlから400mlを飲み、食事時間の合間にも100mlから200mlほどをこまめに飲むのがおすすめです。これを3日間行います。どうしてもおなかがすいた、何か別のものを食べたいと感じたら、具のないお味噌汁を薄味で飲みましょう。ファスティング中はデトックスを促すために、酵素ドリンクのほかにしっかり水分補給をすることもポイントです。酵素ドリンクと同量の水か白湯を一緒に飲むようにしましょう。
2日目くらいからデトックスが進むことによる好転反応が出る場合があり、だるさや頭痛を感じる人も少なくありません。だからと行って何もせずにダラダラ過ごしてしまうと、筋肉が落ちてファスティング後のリバウンドにつながってしまうこともあります。散歩やストレッチなど、体を動かすことも意識しましょう。
3日間のファスティング後は回復食で体をいたわる
3日間のファスティングが終わったら、回復食期として3日間過ごします。回復食1日目はファスティンの直後ということで、まだ固形物は摂りません。朝は酵素ドリンクと重湯、昼は10倍粥と具のないお味噌汁、夜は10倍粥と柔らかく煮た野菜で過ごします。2日目からは少しずついろいろな野菜や果物を食べてみましょう。2日目の主食はおかゆを基本とし、すりおろしたフルーツを少量食べます。柔らかく煮た野菜をたっぷり入れたスープもおすすめです。3日目はお昼までは2日目と同じような内容で、量を少し増やしてみます。夜からは柔らかめに炊いたご飯と野菜のおかずや豆腐など、消化のいいものを中心に用意しましょう。
ファスティングダイエットのカギは回復食
実はファスティングダイエットは3日間のファスティング期間よりも、ファスティングが終わった後の回復食が成功のカギを握っています。回復食をたっぷり摂ることや消化のいいものだけを食べることがポイントです。肉や魚が食べたいと感じるかもしれませんが、動物性タンパク質は消化に時間がかかるため、ファスティング後1週間はおすすめできません。その代りに大豆製品からタンパク質を摂るのがおすすめです。豆乳や豆腐、納豆は回復食期にも食べることができます。ファスティングが終わってからも酵素を摂る生活を送るようにしましょう。